テクニカルノート

NOTE

飯山精器の製品はどこで使われているの?
第4回 シャフト

2023.03.06

シャフト*という製品名は数多く、弊社の製品マスタにも同製品名で約500件の登録がありました。
こちらの製品は当社の製品の中でも歴史が長く、年間でかなりの生産量になりますので、社内でもよく目にする製品です。
この部品はローレット**部分が樹脂と一体成型されて、自動車のアクセル踏み込み量のセンサー部品となり、自動車に搭載されます。
車種によってサイズ、仕様が異なるばかりではなく、なにより、品質管理が厳しい部品でもあります。
シンプルな形状ですが、大きな力がかかり自動車の安全は人の命を守る重要な部品になりますので、そのような意識をもって部品の生産に取り組んでおります。

*シャフト:機械などの動力伝達用の回転軸
*ローレット:フランス語のルレット”roulette ギザギザを意味する”が語源。また、英語ではギザギザを”ナーリング(Knurling)”というので、英語圏ではナーリングと呼ばれるそうです。
弊社では平目とアヤ目の加工を承ることが多く、主に滑り止めを目的に製品の表面に加工されます。
加工方法は転造と切削加工があり、弊社ではどちらの加工も承っています。

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