テクニカルノート

NOTE

飯山精器の製品はどこで使われているの?
第10回 スプール(ソレノイドバルブ)

2023.09.29

当社ベトナム工場(IIYAMA SEIKI VIETNAM CO.,LTD. 略称ISV)から輸入し、熱処理をしてお客様へ納め,お客様の工程でソレノイドバルブに組み込まれます。

ソレノイド*バルブとは
ソレノイドを使ったバルブであり、ソレノイド部は電流を流すことによって鉄心が動き、電流が流れなくなると元の位置に戻る動きをします。
このソレノイドの動きでスプールが動くことで流路を切り替えるバルブとなります。
電気の力で制御するバルブとなり、油圧機械の電動化には欠かせないユニットになります。
仕組みが簡単で、ON-OFFの動作のみとなるので、小型化が進んでいるソレノイドバルブはこれからの油圧機器には欠かせない存在になります。

*ソレノイドとは
ソレノイド(フランス語の solénoïde または、ギリシャ語 solen 「管、導管」とギリシャ語 eidos 「形、形状」との合成語[1])は、3次元のコイルで、螺旋状、特に密巻きにした形状(層を重ねることもある)のもののことである。

2次元の、平面上の渦巻状(スパイラル)のものはコイルだが、ソレノイドではない。特に、ふつうは絶縁電線でできており、電流を流して磁場を発生する目的のものやそれを利用した装置を指すことが多い。コイルの場合、ソレノイドコイルは空芯単巻コイルと意味によって表すときもある。コイルと同じく、電線自体を指して巻線という。

ふつう、物理学では磁場を発生する目的のものを指し、しばしば金属のコアの周りに巻く。制御可能な磁場の発生や、電磁石に利用する。特に、(実験を行うような)広い空間に一様な磁場を発生するように設計したものを指す。

出典:ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典

お客様のソレノイドルブ

飯山精器のスプール

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