キャリアインタビュー

~ 製造技術課 武内 和也さん ~

どんな就職活動をしていましたか


汎用旋盤で行われる職人技に憧れて

大学では機械システム工学を専攻していて、卒業制作に人力飛行機を制作していました。それもあって加工業には以前から興味があり、就職も加工業でと思っていました。
就職活動では10 数社受けました。
そのなかで飯山精器のNC 旋盤で行う自動加工を見たときに「こういうものができるんだ、ここまで自動化できるんだ」と衝撃を受けたのです。
学生だと汎用旋盤で削ってもそんなにいいものができないけれど、汎用旋盤でしっかり削って作っているのを見てすごいなと。
実業界で使われる品質を目の当たりにした思いでした。
職人技に本当にすごいなと感激し、自分もその技術職人のような仕事をやってみたいと思ったのが会社を選んだ理由でした。

今の仕事内容と入社してよかったと思うこと


仕事は日々勉強です

今は入社して4 年目。1 年目は製造部工作課で、NC 旋盤の旋盤加工オペレーターをしていました。
そして半年後、設計と組立を行う製造技術課に手伝いにいくようになり、2 年目から異動になり、本格的に機械の設計と組立の仕事をしています。
通常は、製造部工作課で数年間NC 旋盤の加工を経験して、スペシャリストになってから営業だったり、技術だったりとキャリアを積んでいくことになるそうです。私の場合は、たまたま設計技術部門で人手が必要ということで、半年後からそちらにいきました。
今でも現場で、NC 旋盤の加工オペレーターが足りない時は手伝いに行きます。加工のスペシャリストにならないと、機械の設計もできませんから、勉強しながら仕事をしているという感じです。
現場と設計。メリハリがあってとても楽しいです。
また、地域内の企業同士で工場を見学しあう機会もあります。今日もこれから須坂の工場を視察に行きます。
他社の工場を見る機会はなかなかないですし、他社のいいところから得るものもありますので、それも楽しみです。

初めて自分で製品を完成させたときの感動

今までの仕事で嬉しかったのは、NC 旋盤加工の段取りを任せてもらって、初めて自分で製品ができたときです。
旋盤するためのプログラミングを組んだり、材料をもってきたり。段取りに慣れていなかったため、準備に数時間かかってしまいました。
実際に削るのは1 分くらいでしたが( 笑)。でもいろいろ苦労したからこそ、その時の感動は今でも覚えています。
図面には品名しか書いていないので、まだ私では図面をみただけでは何に使われる部品なのかよくわかりません。
でもベテランになると、図面だけでもわかるようになるそうです。私も早くそうなれるようになりたいと思っています。

聞かないとわからないことだらけですが...

勉強することが多く、聞かないとわからないことだらけですが、先輩たちがとても優しく、聞けばすぐに教えてもらえます。
この機械のことはこの先輩に聞けばいいとか、社内にはそれぞれ詳しい人が揃っています。
だから、何か困ったときでも、社内でわからないことはすぐに解決できるので、その安心感はありますね。
以前にも、プログラムの設定ミスをして失敗したことがありました。
プログラムでどこに刃物を移動させるかを設定するのですが、その位置を間違えて設定してしまい、刃物が全く別の場所にあたって機械の精度が狂ってしまったことがありました。
入社して半年後の出来事でしたが、本当に焦りました。でもその時も先輩がすぐにフォローしてくれて。
失敗を繰り返さないように、慎重にやらなければいけないと思ったのと同時に、自分にも後輩ができたら同じようにすぐフォローできるようになりたいなと強く感じました。2 つの意味で成長できた、いい機会だったと思います。

就職活動をされる方へ


地元をもっとよくしたい

就職活動では、気負わずに自分らしさを出していくのがいいと思います。
そうはいっても、私自身も緊張するタイプで、就職活動本などで準備したことも面接では緊張して忘れてしまうようなことが多かったのですが( 笑)。
しかしだからこそ、面接では用意していた答えではなくて、その場で一生懸命考えながら受け答えをしていました。
結果的にそれが、「マニュアル通りの受け答えじゃなくて、言葉を選びながらちゃんと話しているのがよかった」と後から評価していただけました。
だから、気合をいれて答えを用意していくというのではなく、その場で聞かれたことに気負わずに自分らしい答えを伝えていくというのがいいのではないかなと思います。
これから後輩が入社してくるのは、楽しみな一面、今まで教えられる立場だったので、不安な部分もあります。
しかし、今まで教えてもらったことを後輩に伝えていきながら、30 歳までには設計を身につけ、30 歳半ばまでには一人前になっていたいと考えています。

※記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。(2014 年6 月)